千葉県立高校・高校受験コーチング

1内申点について

内申点は、中学3年間の全ての成績が対象となり、9教科×5段階×3年間=135点満点です。

2推薦入試について

千葉県の高校入試にはいわゆる「推薦入試」がありません。 全ての受験生に学力検査が課されます。

3一般入試について

「前期選抜」と「後期選抜」に分かれていることが大きな特徴です。
「前期選抜」の選抜枠は普通科は募集定員の30%以上60%以内、専門学科・総合学科は募集定員の50%以上80%以内となっており、2日間の試験日程となっています。
1日目は学力検査が行われ、2日目は各高校が定める検査(面接、集団討論、自己表現、作文、小論文、適性検査、学校独自問題などから一つ以上)が実施されます。
これに加え、「学力検査の成績」「各高校が実施した検査の結果」「調査書」等を資料とし、総合的に合否が判定されます。
「後期選抜」は学力検査です。(各高校が必要に応じて面接などを実施する場合もある)
合否判定は2段階となっており、まず学力検査点と内申点の両方が、募集人員の上位80%以内に入っていれば、合格となります。
次に各高校が独自に得点を算出し、内申書や各高校が実施した面接などの結果を総合して合否が決まります。

4高校入試過去問傾向分析と対策コーチング

数学
千葉県立高校入試・数学のポイントは大問1の計算問題と大問2の小問集合問題で配点が60点もあることです。したがって、基本的な知識を積み重ね、基礎を固められるかが合否の分かれ目となります。
大問1は上記の通り計算問題となっており、正負の数、累乗、文字式、方程式、平行根などがバランスよく出題されます。計算練習を基礎トレとして毎日行い、磐石の計算力を作り上げてください。
大問2は小問集合問題となっており、規則性、一時関数、二次関数、平面図形(作図を含む)などから出題されます。ほとんど基本レベルの問題なので、各単元の基本事項をきちんと復習し、定着させましょう。
大問3は立体図形の問題が出題されます。立体図形の問題は視点の切り替えが出来るかどうかポイントとなりますので、様々なパターンの立体図形の問題に触れるようにしてください。
大問4は関数と図形の複合問題が出題されます。上位校を目指すのであればこの分野を得点源にしたいところなので、復習を徹底し、確実に得点できるようにしましょう。
大問5は図形の証明問題です。証明問題はある程度パターンが決まっているので、証明問題が苦手な生徒は様々なパターンの証明問題の演習を行い、身につけてください。

英語
千葉県立高校入試・英語の特徴は、各分野から満遍なく出題され、英語の総合力が問われる点です。
上位校を目指すのであれば、穴がない学力が必要となります。
問題構成は、大問1~3まではリスニング問題、大問4は語彙問題、大問5は文法問題、大問6は英作文、大問7は三つの短文を読んで答える問題、大問8は長文読解となっています。
リスニングは「内容を5W1Hで整理していくこと」と「質問に対する適切な答え方」というポイントを押さえる練習を積みましょう。
読解問題は文法の理解と語彙力が問われますが、特に英単語については丸暗記型の学習では長文読解には役に立ちません。英単語は必ず短い文章に絡めて覚え、生きた言葉を覚えましょう。
文法については、基本的な文法がまとめられたテキストを一冊通せば十分です。上位校を狙う生徒については、各分野の穴がなくなるまで、復習を徹底しましょう。
大問6で出される英作文については、文章を書く練習だけでなく、書いた文章を添削してもらい、記述力を養ってください。

国語
千葉県立高校入試・国語の特徴は、全体的に問題数が多く、また聞き取りの問題も出題される点です。
問題構成は、大問1が上記の聞き取り問題、大問2~3は漢字、大問4は文法などの知識問題、大問5は論説・説明文、大問6は小説・物語文、大問7は古文が出題されます。
国語では読書量が問われるわけではなく、読み方の良し悪しが問われます。
ですから「指示語の把握」「接続詞の理解」「意味段落分け」「登場人物と台詞の整理」「場面の変わり目の把握」など読解のテクニックを押さえた練習を積みましょう。
加えて、スピードも重要となりますので、時間配分を厳しくし、読解のスピードを鍛えてください。
また、聞き取り問題は特殊なので、過去問やプレテストなどの教材でしっかりと練習を積みましょう。
もちろん知識問題も重要ですから、日々のルーティンワークとして、知識問題がまとめられたテキストを計画的にこなすようにしてください。

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