・Sコースにあがれない
・下位クラスで低迷している
・YT(週テスト)に追われてしまう
・YTより組分けテスト・合不合判定テストが悪い
・家庭学習のやり方がわからない
・宿題が終わらない
・個別指導に通っているのに成績が伸びない
・準拠塾によってやり方が統一されていない
・志望校別の特訓に入れなかった
・家庭教師をつけているのに成績が伸びない
四谷大塚(YT系準拠塾を含む)で上記のようなことになっていませんか?
実は、これらのことは四谷大塚生のご両親から寄せられる典型的なお悩みです。
かつては「中学受験といえば四谷大塚」といわれた老舗の塾ですが、なぜこのような落とし穴にはまってしまうのでしょうか?
毎年100名以上の四谷大塚生をサポートしているコーチング1が、四谷大塚の特徴と対策コーチングを公開します。
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1準拠塾が多く通いやすい
現在の四谷大塚のほとんどは、直営校(本校)ではなく、YTネットに加盟し、四谷大塚のテキストとテストを使ったYT系準拠塾です。 YTネットに加盟している準拠塾は数が非常に多く(全国で500校以上)、自宅に最も近い準拠塾が選択でき、通塾の利便性が高いという特徴があります。
さらに、通塾時間が削られれば、家庭学習に当てられる時間が増え、受験生にとっては確実にメリットとなります。 -
2定番テキスト「予習シリーズ」
四谷大塚のテキストは「予習シリーズ」といい、中学受験の定番テキストです。
このテキストはカラフルに作られていて、お子さんがテキストになじみやすく、受験勉強に拒否反応を起こしにくいという特徴があります。 予習シリーズはメイン教材だけでなく、「演習問題集(6年生は実力完成問題集)」や「計算と一行問題集」などの副教材も豊富です。 -
3信頼性の高いテスト結果
四谷大塚が6年生を対象に行う合不合判定テストは、四谷大塚本校や準拠塾の生徒が受けるだけでなく、他塾の生徒も受けるため、非常に信頼性の高いテストといえます。(中学受験三大模試の一つ)
また、毎週行われる週テスト(YT)はトップからS・C・B・Aとコース別に分かれているため、自分の実力に見合ったテストが受けられます。(コースは月1回程度行われる組分けテストの結果で割り振られます。) -
4志望校別特別コースのレベルが高い
四谷大塚が受験直前に実施している志望校別対策の特別コースは授業レベルが高いです。
「開成」「麻布」「武蔵」「駒場東邦」「栄光学園」「桜蔭」「女子学院」「雙葉」「フェリス女学院」と学校名を冠したコースに分かれています。 誰でも入れるわけではなく、7月の合不合判定予備テスト400位以内もしくは9月の組分けテストでSコースに入ることが条件となり、選ばれた生徒しか入れません。
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1直営校と準拠塾でやり方の不統一
四谷大塚は準拠塾の数が多く、通塾には便利なのですが、直営校と準拠塾のやり方が統一されているわけではありません。(YTネットはテキスト・テスト等のシステムの提携のみ)
そのため、準拠塾によって使用テキストや授業内容・進度もバラバラです。 中には直営校に比べ極端に学習量が少なかったり、志望校に向けて必要なカリキュラムが組まれていない準拠塾もあります。 塾選びの際には直営校と準拠塾ではカリキュラムが違うことを理解する必要があります。 -
2テキストの種類が多く複雑
予習シリーズ単体で見るとカラフルでなじみやすいテキストなのですが、テキストの種類が多く、複雑というデメリットがあります。
例えば、副教材である「演習問題集」ですが、これは無印の「演習問題集」(標準レベル)だけではなく、「演習問題集(基本)」と「演習問題集(応用)」というものもあります。 ですから、お子さんにやみくもにテキストを与えてしまうと混乱を招いたり、優先順位をつけずに中途半端に様々なテキストに手を出してしまうということになってしまいます。 -
3テストに追われてしまう
週テスト(YT)や組分けテストは学習の進捗状況を確認できる反面、クラス分けのプレッシャーから目先のテストで点数を取るための勉強をはじめてしまうお子さんがいます。
しかし、目先の点数にこだわるあまりテスト直前対策を行えば、通常の学習時間が圧迫され、復習が疎かになってしまいます。 すると一時的にYTの点数をあげることはできても、知識が定着しないことから、組分けテストや合不合判定テストでは成績の波が大きくなり、中長期的に成績が低迷してしまいます。 -
4中堅以下の志望校別特訓がない
御三家対策の「特別コース」、難関校対策の「特訓コース」では志望校別の対策を行いますが、それ以外のクラスでは様々な学校の過去問演習を行うだけで、必ずしも自分の志望校に合わせた対策にはなりません。
特訓コースに入るためには少なくとも組分けテストでCコースに入らなければいけないので、難関校を狙っていることはこのことを念頭に置いた対策をしなければ確実に不利になります。 中堅以下を狙うのであれば、各家庭で志望校別の対策を行なわなければなりません。
1直営校・準拠塾別の対策 | 直営校と比べ、大きくカリキュラムが違う準拠塾については志望校に合わせてカリキュラムのアレンジが必要です。 学習量が少ない場合は志望校や目標学力に合わせて問題を追加、無駄が多い場合は問題の取捨選択と優先順位をつけた学習できるように学習計画を作成し、合格へ導きます。 |
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2数多くあるテキストの整理 | お子さんの志望校や学力に合わせて効果的にテキストを使用することが最も重要です。 テキストや問題をやみくもにこなすのではなく、目標や学力に合わせて優先するテキストを決定し、問題を取捨選択し、得意・不得意に合わせて優先順位をつけた学習計画を作成します。 さらにそれらの問題に適切な時間配分をつけ、テキストを有効活用するコーチングを行います。 |
3テスト結果の見直し | YT・組分けテスト・合不合判定テスト等の結果は復習の材料として活用します。(テストの結果だけに捉われて一喜一憂することは、結果が良かろうが悪かろうが受験生にとって最も良くない行為。) 復習といっても解答・解説に目を通し、解き直しをするだけでは不十分です。 結果を分析し、判明した弱点や問題点を学習に反映させることによって、復習効率を追求するコーチングを行います。 |
4志望校別過去問対策 | お子さんが志望校別のコースに入れなかった、もしくは志望校名を冠したコースがない場合、不足してしまう志望校別過去問対策コーチングを行います。 また、過去問対策は長期的な対策が必要なケースがあります。 この場合、志望校が決定した段階で志望校の過去問傾向を分析し、早いタイミングから志望校へ向けた対策コーチングを行います。 |