・下位クラスで低迷している
・復習テスト(復テ)に追われてしまう
・復テより公開テストが悪い
・宿題が終わらない
・家庭学習のやり方がわからない
・polick(個別指導)を受けているのに効果がでない
・オプション選択で悩んでいる
・家庭教師をつけているのに成績が伸びない
希学園で上記のようなことになっていませんか?
実は、これらのことは希学園生のご両親から寄せられる典型的なお悩みです。
希学園は素晴らしい実績を出している塾ですが、なぜこのような落とし穴にはまってしまうのでしょうか?
毎年100名以上の希学園生をサポートしているコーチング1が、希学園の特徴と対策コーチングを公開します。
-
1徹底した復習主義
希学園の授業は徹底した復習主義のスタイルです。
各学年ともに入塾時に、学習単元と使用テキスト範囲が明示された年間学習計画表が配布され、それに従って授業は勧められます。 また、毎回宿題が課せられ、きちんと勉強できているかどうかを講師がチェックします。 毎週「復習テスト」と毎月「公開テスト」が実施され、「授業→宿題→確認テスト→復習テスト→公開テスト」の循環によって定着をはかるのが希学園の最大の特徴といえます。 -
2フォロー体制がしっかりしている
希学園では小5まで各クラスに担任がつき、保護者や生徒の相談の窓口になる「クラス担任制度」を導入しています。 さらに小6になるとに専任講師が塾生一人一人に対して担当につき、電話・交換ノート・個別相談を中心に勉強方針の徹底を図る「チューター制度」という担任制度が取り入れられます。
また、チューター制以外にも、自習室の「サポートルーム」や個別指導の「polick」が併設されている校舎もあります。 -
3「公開テスト」の信憑性が高い(関西)
希学園の「公開テスト」は、希学園の全塾生だけでなく、他塾の受験生(主に関西圏)が数多く受験するため、非常に信憑性が高い模試となっています。
また、小6になると各志望校別の予想問題で模試が行われ、実際の受験スケジュール通りの実施時間・合格発表のスタイルをとり、受験本番への緊張感を持ったプレ模試が行われます。 -
4講師と授業の質が高い
希学園は、浜学園内部で専任講師不要論に反発した有名講師たちが独立し、設立した塾です。 このような経緯から、専任講師の比率が非常に高いという特徴があります。 このため、全体的に授業の質が高く、クラスや校舎間による質のばらつきが少なくなっています。
また「最高レベル演習算数」「実戦レベル演習算数」「最高レベル演習国語」「最高レベル演習理科」「社会特訓」などのオプション授業も充実しています。
-
1スパルタ式で内容がハード
スパルタ式の希学園は自ら進んで勉強する子には最適ですが、そうでない子には不向きな塾と言えます。
また、希学園の復習主義を支えているものは膨大な量の宿題です。
質の高い家庭学習の習慣が身についていないお子さんにとっては、宿題をこなす時間が足りず、「授業→宿題→確認テスト→復習テスト→公開テスト」という学習サイクルがうまく循環しません。このような状態では希学園の指導方針に対応することは困難です。 -
2フォロー体制を活かすのが難しい
チューター制度を設けていても人気チューターには生徒が殺到するため、実質的には生徒1人に対して十分な時間を設けることが難しいという問題点があります。
また、サポートルーム(自習室)やpolick(個別指導)は復習方式の勉強法としては非常によく見えますが、単に塾での拘束時間が長くなり、実際には自習室や個別指導で復習が出来ていないということがよくあります。 塾への長時間滞在=成績UPという図式が成り立つのはトップクラスの子供たちであるという認識が親には必要です。 -
3テストに追われてしまう
希学園ではほぼ毎週復習テストや公開テストがあります。 学習の進捗状況を確認できる半面、成績やクラス分けのプレッシャーから目先のテストで点数を取るための勉強をはじめてしまうお子さんがいます。
しかし、目先の点数にこだわるあまりテスト直前対策を行えば、通常の学習時間が圧迫され、復習が疎かになってしまいます。 すると一時的に復習テストの点数をあげることはできても、知識が定着しないことから、公開テストでは成績の波が大きくなり、中長期的に成績が低迷してしまいます。 -
4オプション授業の選択が難しい
希学園では通常授業とは別のオプション授業が充実している反面、どのオプション授業を選べばよいのか分かりにくいという問題が生じます。
勧められるままに全て選択してしまうと、家庭学習を行う時間がなくなり、結果的に学習サイクルやモチベーションが破綻しかねません。 オプションを取る前にお子さんがどのような状況に置かれているのかをきちんと分析してから取るようにして下さい。
1家庭学習の効率化 | 希学園対策の最重要ポイントは、お子さんの志望校や学力に合わせた効果的な家庭学習です。 膨大かつ難易度の高い問題をやみくもにこなすのではなく、目標や学力に合わせて問題を取捨選択し、得意・不得意に合わせて優先順位をつけた学習計画を作成します。 さらにそれらの問題に適切な時間配分をつけ、テキストを有効活用するコーチングを行います。 |
---|---|
2質問教室やpolickの活用 | サポートルーム(自習室)やpolick(個別指導)を何の考えも無く利用しても成績にはつながりません。 自習室や個別指導を使うのであれば、「自習室ではどのテキストのどの問題をやるか」「チューターにどの問題を質問するか」「質問したものはどうやって復習するか」などを決め、有効活用できるようにコーチングします。 |
3テストは復習の材料 | 復習テスト・公開テストに追われるのではなく、復習の材料として活用します。 具体的には、テストで間違えた問題のうち、志望校や学力に合わせて難易度別に問題を取捨選択します。さらに、その中で得意・不得意に合わせて優先順位をつけ、復習を行います。 これにより、普段の復習で漏れてしまった弱点を補強するコーチングを行います。 |
4オプション授業の整理 | 安易なオプション授業の選択は相対的に家庭学習の時間を減らし、復習主義の希学園の理想から遠のいていくこととなります。 とはいえ、塾はビジネスでもありますから、不必要なオプションも勧めてきます。 冷静にお子さんの状況を分析し、オプションの取捨選択を行い、本当に必要なものだけに限定します。 |