過集中とは興味関心を持ったことに没頭して取り組み、時間を忘れたり、周りが見えないほど集中することです。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)や自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群、高機能自閉症、広汎性発達障害)のお子さんによく見られる特性ですが、ADHDのお子さんは過集中が短く単発的であることに対し、自閉症スペクトラムのお子さんは長時間持続するという違いがあります。
過集中は集中力が強いというメリットだけでなく、「疲れを感じないために心身に過度な負担がかかる」「過集中の後にやってくる虚脱感によって無駄な時間が多く生まれる」というデメリットもありますので、注意が必要です。