コーチング1のスタッフ・講師をほんの一部だけご紹介します。
向所剛先生(教室長)
主な指導実績
[生徒] 自閉症スペクトラムの小学6年生
[目的] ソーシャルスキルトレーニング
[内容] 対象の生徒は自閉症スペクトラムの特性のため、学年が上がるにつれて、他の生徒とのトラブルや軋轢が目立つようになっていました。そこで「社会的行動」と「コミュニケーション」の両側面からソーシャルスキルトレーニング行い、様々な場面でのルールや判断基準を整理していきました。今では徐々に問題が減り、穏やかな学校生活が送れるようになってきています。
鈴木愛子先生(発達相談・学習指導員)
主な指導実績
[生徒] ADHDで不登校の小学5年生
[目的] ソーシャルスキルトレーニングと中学受験
[内容] ADHDの特性によって社会行動が上手くできず、イジメから不登校になってしまった生徒でした。落ち着いて話をすると、コミュニケーション能力自体は問題ないので、イジメのきっかけとなった、集団行動でのルールや自己主張のやり方を中心にソーシャルスキルトレーニングを行いました。徐々に自信を取り戻し、今では環境を変えるため、中学受験での私立中学進学を新たな目標にしています。
景山里美先生(発達相談・学習指導員)
主な指導実績
[生徒] LDの小学6年生
[目的] ソーシャルスキルトレーニングと学校補習
[内容] 言葉のLDがあり、学習と社会的技能に困難が生じている生徒でした。そのため、学習面では言葉による説明よりも、板書中心で視覚情報による解説を重視しました。また、ソーシャルスキルについては特に苦手な「会話についていけない」「周りの状況を把握できない」「自分の気持ちや考えを表現することがうまくできない」という点を中心にSSTを行いました。
斉吉大河先生(早稲田大創造理工学部)
主な指導実績
[生徒] ADHDの傾向がある高校3年生
[目的] 大学もしくは専門学校への進学
[内容] 「自分の得意・不得意によって極端に集中力に差が出ることため、成績が安定しないこと」「高校卒業後の進路が決まらない」という不安を抱えた生徒でした。学習については、集中力に配慮したカリキュラムで指導することによって、成績を安定させることができました。進路については、徐々に信頼関係を築きながら、少しずつ本人がやりたいこと、考えている将来を聞いていきました。このコミュニケーションによって自分の進みたい道が明確になり、やりたい仕事に向けての専門学校入学が決定しました。
金子亮介先生(早稲田大創造理工学部)
主な指導実績
[生徒] LD傾向がある小学6年生
[目的] 中学受験
[内容] LD傾向のため、読むこと、書くこと、計算することが苦手なお子さんでした。学校の勉強でもミスが目立つ状況でしたが、6年生から中学受験の学習をスタートすることになりました。残り時間があまりなかったため、弱点に配慮した学習の対策だけではなく、家庭学習やモチベーションまで考慮した対策を取りました。具体的には、お母さんと家庭学習の時間、食事、就寝、遊ぶ時間等を綿密に話し合い、家庭学習についての学習計画表を作り、実行しました。お母さんの協力もあり、中学受験は見事志望校に合格しました。
吉澤早紀先生(慶應義塾大環境情報学部)
主な指導実績
[生徒] LD、ADHDの傾向がある小学4年生
[目的] 学校補習
[内容] 対象の生徒は漢字を書くことが極端に苦手で、一生懸命に練習しても全く漢字が覚えられず、書けないので、テストは0点に近い状態でした。そこで、漢字の意味、覚え方、身近にある漢字からの応用の仕方等を、理解できるまで7回でも8回でも、一つ一つ丁寧に根気強く、説明し続けました。すると生徒の理解度はどんどん上がり、6か月後のテストでは100点を取れるようになりました。
山岐豪憲先生(東京大文科二類)
主な指導実績
[生徒] ADHD、自閉症スペクトラムの傾向がある中学2年生
[目的] 高校受験
[内容] 小学校で不登校になったため、中学からフリースクールに進学し、同校の高校に進学予定の生徒でした。授業を受けていくうちに成績も上がり、勉強に対する意欲も出てきました。それと同時に「自分はどうしてフリースクールに通っているのだろう」という疑問が湧いてきたため、「普通高校への進学」に目標を切り替え、高校受験に向けて勉強を頑張っています。
芦邊祐規先生(大阪医科大学医学部)
主な指導実績
[生徒] ADHDの傾向がある小学5年生
[目的] 学校補習
[内容] 集中力を持続させることや、文章を読んで理解することが苦手な生徒でした。集中力については、こまめに休憩を取ったり、集中力が切れてしまったときに雑談等をして切り替える等、集中力が持続しやすい環境やルール作りを行い、効果が出てきています。文章題については、短めの文章で分本を学ばせたり、長文については短文で区切って読ませる等の工夫によって理解度とやる気が上がってきています。
武田沙樹先生(大阪教育大学特別支援教育教員課程)
主な指導実績
[生徒] LDの傾向がある中学1年生
[目的] 学校補習・高校受験
[内容] アルファベットを書くことに戸惑い、英語に手も足も出ない状況の生徒でした。そこで、スペリングの練習は焦らず長期的に行うことにし、まずは読みと単語の意味を覚えることに重点を置いた指導を行いました。手も足も出ない状況だったにもかかわらず、徐々に読み書きの出来る単語の数が増え、苦手意識が低下してきています。
佐竹秀太先生(京都大学総合人間学部)
主な指導実績
[生徒] ADHDの傾向がある小学6年生
[目的] 学校補習
[内容] ワーキングメモリが弱く、忘れ物をしやすい傾向の生徒でした。指導開始当初は宿題を忘れる、もしくはやっていないことが多くありました。しかしながら、根気強く、指示の出し方を工夫し続けた結果、宿題を忘れる、もしくはやってこないということは殆どなくなりました。