発達障害におけるグレーゾーンとは、診断の段階で発達障害の症状には当てはまる部分があるにも関わらず、「病名をつけるまでの診断基準には満たない」「診断に十分な情報がない」などの理由により、確定診断ができなかった状態のことです。
そもそも発達障害の診断については、時間と手間がかかる上に判断が難しいため、簡単に確定診断されることはありません。
また、成長による変化もあるため、お子さんが中学生以下の場合は発達の経過を見ながら、長期的に判断されることとなります。
このような理由から発達障害で悩んでいる多くの小中学生は実は確定診断の無いグレーゾーンといわれています。