早稲田中学校・過去問対策コーチング

早稲田中学校・算数

試験時間:50分
満点:60点
問題難易度:B~C(高い順にA・B・C・D・Eの5段階)

算数・過去問傾向分析
早稲田中学・算数の一番の特徴は、図形重視の問題傾向です。
全体の半分以上が図形問題といっていいほど、図形問題の比重が大きいです。
体積、容積、相似比・面積比、面積、長さ、角度、図形の移動など様々な角度から図形の力が問われます。
特に求積問題については応用的な問題が出されますので、実力差がはっきりします。
他の分野については、大問1は四則計算が出されます。
四則計算といっても、計算力が試されるような複雑な問題が出されますので、注意が必要です。
また、「速さ」「割合」「数の性質」も頻出です。
速さは「旅人算」、割合は「食塩算」など典型的なパターンで出題されることが多いです。
ただし、数の性質は、条件を一つ一つ丁寧に整理していくことが求められる問題などやや複雑な問題が出される傾向にあります。
近年、難度が低下傾向にありましたが、2010年度から再び難化傾向となっています。
バランスの取れた算数の力が必要となる学校です。

過去問対策コーチング
早稲田中学校・算数の合格目安は60%です!
攻略のポイントは「磐石の基礎力」と「図形の応用力」です。
まずはケアレスミスを起こさない、正確な計算力を身につける必要があります。
四谷大塚の『計算と一行問題集』などの基礎トレ用のテキストを毎日計画的にこなしましょう。
次に、基礎・標準レベルの問題まで復習を徹底し、単元ごとのばらつきをなくしましょう。
特に図形問題については、穴が出来ないように各単元を確実に押さえていきましょう。
算数が得意なお子さんであれば、求積問題の応用まで掘り下げられれば、有利になります。
「速さ」「割合」は典型的なパターンを身につければOKですが、「数の性質」は、単純にパターンに当てはめればいいというものではありません。
パターンに当てはまらない場合も、問題を様々な角度から考える練習を積んでいるかどうかが、ポイントとなります。

早稲田中学校・国語

試験時間:50分
満点:60点
問題難易度:B~C(高い順にA・B・C・D・Eの5段階)

国語・過去問傾向分析
早稲田中学の国語は例年、小説・物語文から1題、論説・説明文(または随筆文)から1題と長文読解問題が2題出題されます。
近年、長文化傾向にありますが(総文字数7000~8000字程度)、設問数は20問程度と少ないので、じっくりと問題に取り組むことができます。
出題される題材は、物語文では頻出作品で尚且つ読みやすい文章が多いです。
反対に論説・説明文は難しい語句が出され、注釈もほとんどないため、語彙力が問われます。
設問形式は選択式、書き抜き、記述から構成される標準的なものです。
また、当時人物の心情把握が問われる40~50字程度の書き抜き問題が頻出です。
逆にいうと長文の記述問題は出されません。

国語・過去問対策コーチング
早稲田中学校・国語の合格目安は60%です!
ポイントは「読解力」と「語彙力」です。
読解力は感覚ではなく、読解の技術を身につけましょう。
論説・説明文についてはマーキングしながら「指示語の把握」「接続詞の理解」「意味段落分け」などのポイントを押さえ、内容を正確につかみとってください。
小説・物語文については上記のポイントに加え、「登場人物の整理」「台詞の整理」「場面の変わり目」をつかむ練習も行いましょう。
また、書き抜き問題を得点源にしましょう。
本校の書き抜き問題は、該当箇所にヒントがあることが多いので、過去問をやりこめば、確実に得点源になります。
語彙については積み重ねが重要です。
朝もしくは寝る前の15~30分程度、基礎トレとして知識問題の練習を学習スケジュールに組み込んでください。
また、普段から漢字や言葉の読みや意味などに疑問を持ったら、すぐに辞書を引きましょう。
人に聞いても構いません。
会話の中でも国語に触れ合える環境を周りも協力しながら作り上げ、語彙力を養成していきましょう。
正確な読解力を養えるかどうかが、早稲田中学・国語の攻略の鍵となります。

※理科・社会の対策は割愛させていただきます。